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ヨガをして7割が怪我?

ヨガ安全講習会

「ヨガでケガなんてするの?」

目を丸くして周りのひとに驚かれたことありませんか?長年ヨガに親しんでいる方なら、もしかしたらご自身も一度は身体のどこかを痛めた経験があるかもしれません、もしくはヨガでケガをしたという人に出会ったことがあるのではないでしょうか。要因や原因は様々あるでしょう。例えば、寒い冬の朝、身体がまだ温まっていない状態で急に動き出したから?身体の声を聞かずにチャレンジポーズにトライしたから?睡眠不足が続いていたたから?ヨガをするスペースに十分な注意を払っていなかったから?あれこれ考えられます。ヨガをしてケガをするひと、実は多いんです。

ヨガ安全指導員講習会

日本でのヨガアライアンス認定者をはじめとするヨガインストラクターは近年増加しており、ヨガジャーナル日本版が日本のメディアとして初めて行った「日本のヨガマーケット調査2017」によると、日本のヨガ人口は770万人と発表されました。2017年11月に実施した「ヨガ練習中のケガに関する調査2017」によると、約7割の方がヨガの練習中にケガをした経験があり、そのケガの要因が「ヨガインストラクターによる不適切な指導」との回答が2割でした。もしあなたがすでにヨガを指導されているなら、生徒さんを安全に快適に導くことに日々注力していることと思いますが、今後ますます増え続けるだろうヨガ人口とそれに伴うインストラクターの増加という流れを考えると、様々な年齢層の、それぞれの身体のコンディションを持つ生徒さんがヨガでケガをするリスクを防ぐために、教える側として最善を尽くすことが欠かせないのでは?そこでヨガコミュニティーに急速に広がっているのが「ヨガ安全指導員制度」。この制度は、安全講習会と賠償保険「ヨガの保険」の加入、この二つで構成されています。安全講習会ではヨガの知識を有するもの(概ねヨガアライアンスRYT200程度)がヨガのクラスを安全に行うための知識を学ぶことはもちろん、いざという時のための応急手当てなど身につける講習会です。修了者には、IDカード(指導員証)が発行されますが、知識として「知っている」からといって、アクシデント時にとっさにできるとは限らず、定期的な研修と日々の訓練が大切です。また、ヨガインストラクターを賠償事故から守り、より安心して指導にできるよう、「ヨガ安全指導員」賠償責任保険に入会できるようになっています。詳しい保険内容や講習会詳細は公式サイトを。

ヨガ安全指導員制度

安全講習会のあとに加入できる「ヨガ保険」

近年ヨガの先生間での会話にしばしばあがるのが生徒さんのケガについて。先生にアジャストしてもらって痛かったけれど言えない、なんて声も実はあったりするもの。意外と生徒さんてクラスでは無意識に頑張りすぎたり、何かと競争してしまうケースも少なからずあると思います。そうならないようにヨガの教えを伝えて、生徒さんのマインドに寄り添える指導者であるように心がけつつも、「クラスで生徒さんが自分で転倒してしまった、その後クラスに参加できないほどの痛みを伴ったケガだった」とか「アジャストした時に生徒さんが骨折してしまった」そんな話を耳にすると、事故を防ぐ指導は当然ながらも、起きてしまったことにどう対応していいのか、その後の賠償を含めてまったく見当もつかないと思いませんか?ヨガの現場での事故を防ぐための安全講習会、そして万が一の事故にそなえたヨガ保険、このふたつはこれからのヨガ指導において欠かせないものになることでしょう。


スピリットヨガではこの秋、安全講習会プログラムならびにハンドブック監修の中村尚人氏による安全講習会を初めて開催します。東京代々木から、この夏にオープンしたHAIDAR ALI Yoga Studioに同時生中継の形で行い、実際に質問をすることもできる受講形式です。現在ヨガの事故に対応した何らかの保険に加入しているヨガインストラクターは、いまだ10%しかいないそう。すでに教えている方はもちろん、これから教える方のためにも、健全で心強いヨガコミュニティーに必要な投資です。


担当講師:中村尚人先生 Naoto  Nakamura

株式会社P3 代表取締役 Studio TAKT EIGHT(タクトエイト)主宰 本籍、新潟県長岡市。幼少より、少林寺拳法、合気道を習い、部活では水泳部、登山部、演劇部、軽音楽部と身体や心を動かすことに興味を持って育った。 理学療法士免許取得後、東京慈恵会医科大学付属第三病院4年間・柏病院2年間、医療法人社団永生会永生クリニック4年間、老人保健施設「マイウェイ四谷」2年間、そして非常勤にて訪問リハビリを8年間、臨床を経験する。 クリニックへの転勤を機にヨガに出会い、インストラクターを取得。その後、ピラティスにも興味を持ち国際ライセンスを取得。病院で患者さんを待っていることに違和感を持ち、自身の使命は予防医学の実現化と悟る。ヨガでは、代々木のアンダーザライト ヨガスクールにて一般中級クラスを担当、およびヨガの解剖学の講師を務める。 2008年より、毎年日本最大級のフェスタであるヨガフェスタに講師として参加している。 ヨガの解剖学」「コメディカルのためのピラティスアプローチ」著、「ティーチングピラティス」監訳、他多数。

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