ヨガ解剖学

中医学を中心に、フラワーエッセンスやアロマセラピーなど国内外で学んだ後、14年前に自身の女性専用「ルナプシュケ」をオープンしました。心、身体、精神を癒すための様々な技術と知識で行う独自の技術は様々な雑誌で紹介されています。またセミナー活動や鍼灸専門雑誌で美容鍼灸特集に参加するなど、各方面で活躍中。

SPIRITが開催する全米ヨガアライアンス200時間認定インストラクター養成コースでも、「ヨガ解剖学」を担当。20年以上たくさんの患者さんをみてきた鍼灸師の講師が、生徒さん一人一人の体の悩みを聞きながら、解剖学や心と体の問題、痛みについての受け止め方やヨガの練習法について自分の体を通じて体感しながら学んでいくクラスです。

鍼灸師であり、解剖学講師でもある
SUMIYO先生
Special Interview

1.自分について

わたしは鍼灸師になり20年以上、日本をはじめイギリス、オーストラリア、タイなど様々なところで自然療法を学び多くの方々の体の声を伝え癒す仕事をしています。

そしてそんな経験や学びをスピリットヨガスタジオで生徒さん達にお伝えできることを光栄に感じています。

2.中医学とは何か?

現代医学では病気は検査で調べて薬や手術等で治すことが治療ですが、中医学は自分の体の声を聞いてツボや生薬など自然の力を使い治療していきます。

頭が痛いから頭痛薬を飲むのではなく、中医学ではまず頭痛の原因が何かを考えます。ストレス?冷え?むくみ?体のコリ?などその原因に即した治療をするだけでなく、食生活やストレスやマッサージなどをしていくことで自分んでケアしたり予防していくことができます。

3.中医学の起源

中医学の歴史は3000年以上昔と云われていますが、その考えは自然哲学に基づいて医学を体系化したものです。

太陽と月の考えからなる陰陽論や自然界の要素である木火土金水などの五行の考え方から人の体や心を考えていく面白い医学です。この考え方は中医学だけではなくインド医学であるアーユルヴェーダにも通じるところがあります。また中国の自然哲学は風水や四柱推命など占いにも使われていて、中医学と占いには多くの共通点があるのも考え深い点です。

自分自身の生き方や体質を知ることを昔から大切にしていた古来の知恵が中医学にはたくさん詰まっています。

4.鍼灸師になったきっかけ

私が治療師となったのは学生時代に起こった腰痛が原因で鍼灸に出会ったことがきっかけです。毎日足を引きづりながら歩き、痛みから自律神経失調症になった辛い3年間でした。

しかしその日々が今のわたしにつながっています。人生に大きな変化が起こる時は心や体に様々なことが起こることがあります。自分の心と体の声を聞くことは人生を大切にすることにつながります。

中医学を通じて心と体そして人生の気づきを掴んでいただければ嬉しいです。

5.中医学に助けられていること

中医学の考え方は日々の生活にとても役立っています。わたし自身は生活の中で自分の舌や顔色、脈など様々なことで体の異常をチェックします。

そうすることで自分が弱い方へ傾むかないように気をつけたり、傾いた時にはどうすればいいかを考え、食べ物やツボなどを使って生活などを改善しています。

また中医学の考えは悩みやストレスにも役立ちます。全ては自然の法則と同じこと。立ち止まって自分をみつめることは自然に還ることに似ているなと中医学から教えてもらっています。

6.中医学を学ぶ利点

中医学は漢方薬や鍼灸など難しいイメージがありますが、実はとても身近な食べ物やツボ療法、そして自分の生活習慣などで簡単に自分や周りの人をケアしていくことができます。

そして季節やストレスによっての対処法なども学ぶことができます。また薬膳や経絡ヨガや中医学アロマ、中医美容など様々な専門的な知識を学び生活に役立てることもできます。

何よりも一番大切な自分を知り、自分のために何をすべきかを教えてくれる学びです。

7.元気の秘訣

私が腰痛や自律神経失調症に悩んだ日々の中で一番心に響いた言葉は「心の赴くままに」でした。自分の心の声を聞き、赴くままに生きることが一番の健康の秘訣だと思っています。

それは大きなことだけでなく、今日何を食べたいか?眠たいか?お腹がすいているか?淋しいか?何をしたいか?など日々の生活の小さなことも含めて大切にしています。

全てを赴くままにできなくてもその気持ちを大切に受け入れ、自分を満たしていくことが大切です。しかし自分の体調が悪い時や周りからのストレスで本当の心の声が曇ってしまうこともあるので気を付けなければいけませんね。

そんな時は自然の多い場所や太陽や月、雲など空を眺めて自然の力を借りて自分を取り戻すようにしています。