経験豊富な実践者および指導者のための、より深い洗練を目指すクラス
「Yoga Asana Techniques」は、マインドフルネス（気づき）と動きが交わる場所。外側の構造と内側の静けさが出会う空間です。ポーズの「見た目」ではなく、意識と意図をもって完全にその中に存在したときに「どう感じるか」が本質です。

ヨガの練習が進み、あるいは指導を始めるようになると、つい無意識のパターンに陥ってしまうことがあります。ポーズを記憶でこなしたり、深さや形ばかりを追い求めたり、クラスを「やりきる」ことが目的になってしまったり。しかし本来のヨガは、細部に戻ることで再び始まります。骨の並び、エネルギーの流れ、呼吸のリズム、そして穏やかな集中力——これらの繊細な感覚が、真の練習の土台となります。

クラス内容

• 一つ一つのポーズをゆっくり味わい、本質を感じ取る
• アライメントと呼吸が内側の体験にどう影響するかを理解する
• 習慣ではなく「意図」をもって動く
• 座っての瞑想だけでなく、立位や動きの中にも静けさを見出す
寺院という特別な空間の中でこの体験はさらに深まり、静かで神聖な雰囲気が感覚を研ぎ澄まし、身体・呼吸・ポーズそれぞれの中にある微細な叡智に、より深く耳を傾けることを促します。

上級者やインストラクターでも悩むポイント

• ボディアウェアネス（身体感覚）の鈍化：長く続けることでポーズが習慣化し、意識的な練習が減る
• 基本ポーズ（ダウンドッグ、ウォーリアⅡ、チャトランガなど）のアライメントのズレが原因で、違和感や成長の停滞が起こる
• 明確な言葉やハンズオンアシストでの指導が難しい
• 見た目ばかりを重視し、ポーズの「構造」や「内なる体験」が軽視される
• アライメント重視の指導中に、呼吸とポーズのつながりが切れてしまう
多くのヨギは、基礎の洗練をやめたことで数年後に成長が止まってしまいます。このワークショップは、その扉を再び開くきっかけになります。

このクラスの効果

ポーズの「実行」以上の、自分の練習における精度と繊細さ
• 安全かつ効果的にアライメントを観察・調整する技術
• 自己認識と身体知能の向上
• 指導に使える新たなキューや言語表現のレパートリー
• 呼吸、グラウンディング、意図とのつながり
• 動きと静けさの中にある禅のような明晰さの体感
このワークショップを通じて、あなたの指導にはより深い自信が、そして身体にはより明晰な意識が宿るでしょう。

開催場所は京都にある
妙心寺長慶院

慶長五年(西暦1600年)、妙心寺71世 東漸宗震を開祖とし、杉原くま（豊臣秀吉の正室ねねの姉）を開基として創建された臨済宗妙心寺派の塔頭です。400年の歴史があるお寺の本堂【薬師堂】は非日常的な特別な空間。

詳細

クラスの流れ

オープニング：ガイド付きマインドフルネス瞑想
• ワークショップの導入・説明
• ウォーミングアップ
• アーサナテクニックの実践
• 質疑応答（Q&A）
• クロージング：ガイド付きマインドフルネス瞑想

場所

妙心寺長慶院
アクセスはこちら

日程

5月30日(金)10:30–12:30
6月29日(日)10:30–12:30
チェックイン10:00–10:20

レベル

ヨガインストラクターやヨガ経験者の方
一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

参加費

4,000円(税込)

持物

・動きやすいヨガウェア
・ヨガマット
・水
・スポーツタオル
・ヨガブロック(あれば)

定員

20名

予約

オンライン予約システムの「かんたん予約」より事前予約／お支払いをお願い致します。
ご予約はこちら

SPIRITブランドプレジデント
ヨガスタジオ＆ウェルネスアカデミーディレクター
Manduka Japan アンバサダー
ヨガギブバックアンバサダー
大阪スピリットフェスティバル創設者兼プロデューサー
ライフデザインプロジェクトクリエーター

30年以上のヨガ歴と、世界中での20年以上の指導歴の経験をもとに創り出した、オリジナルのサウンド・バスを心地よく、安全に、効果を最大限に引き出せるように指導します。易しく、シンプルで、楽しい彼のクラスは、どんなレベルの人でも楽しむことが出来ます。

静寂に包まれた京都の寺院で、呼吸をととのえ、内側から花開くひとときをご一緒しましょう。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。